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人間は因果プログラムの集合体

人間が無意識のうちに様々なプログラムを持っています。
例えば、「バカ!」と言われると過剰に反応してしまったり、
自分の意見に反対されると、自分が攻撃されていると感じてしまったり、
きれいなお姉さんやイケメンがいると、自然と目で追ってしまったり。
このように大なり小なり「○○すると、△△になる」という因果をプログラムと呼びます。
○○すると、△△になる
原因⇒行為
このような何かしらの原因があることで、行為が行われるというプログラムの集合で我々は出来上がっています。
プログラムを理解して変えていくことがNLP

またやってしまった
いつもこうなってしまう
ダメとはわかっているのにやっちゃった
上記のような自分にとってのダメなプログラムを理解し、変えていくのがNLPと思っていただいて構いません。
プログラムを変えるためには、
自分にどういう癖があるのか、
自分がどのように現象を捉えているのか、
自分が何に対してどんな反応をしているのか
という
①プログラムを理解し、②プログラムの変え方を知り、実践する
という2ステップが必要なのです。
人間関係の修復からアスリートの目標達成まで、NLPで解決できる問題は多岐に渡る

NLPは人間のプログラムを変えることを目的としているため、NLPが活用できるテーマは多岐に渡ります。
- 人間関係の修復
- ビジネスやスポーツなどの目標達成
- 日常生活の生活習慣改善
- 将来に関する悩み
- 性格を改善したい
のような悩みを NLPにより解決することができます。
それぞれの悩みや課題には、人それぞれ特有のプログラムがあり、そのプログラムを変えることこそが悩みや課題の解決策となりうるのです。
様々な悩みの裏には、人間自身が「なんとなく」無意識のうちにしていることや考えていることがあり、「なんとなく」を変えることで現実も変わっていくのです。
NLPの2原則①なんとなくを分解し理解②人それぞれプログラムは千差万別

「NLPとは?」と聞かれた際には大きく2つの説明ができます。
- なんとなくを分解し理解し変えていく技術
- 人それぞれプログラムが千差万別
①なんとなくを分解し理解し変えていく技術こそがNLP
こちらについてはこの記事の前半において、何度も触れていることなので問題はないでしょう。
人は無意識のうちに選択し、無意識のうちに行動し、無意識のうちに感情を沸き起こします。
我々を支配しているのは、自身の無意識といっても過言ではありません。
その無意識、つまりは「なんとなく」を分解し理解しコントロールしていくことこそがNLPなのです。
②人それぞれプログラムが千差万別
NLPを学ぶ上でもう一つ重要な概念。主観です。
人はそれぞれなんとなくのプログラムを持っており、そのプログラムが人を支配しているという話をしました。
その上で重要なことはそのプログラムが主観に基づいたものだということです。
例えば、交通事故にあった人は、急ブレーキが恐怖という感情の引き金になりますが、
私は交通事故にあったことがないので、急ブレーキに恐怖という感情の引き金はありません。
また、ネガティブ面だけでなく、もちろんポジティブ面も同様に主観によりプログラムが決まります。
NLPを自分や他人に適用するときは、一般的な・第三者的な視点に立つのではなく、どこまでも主観に立つことが最も重要となるのです。
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