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女性は結婚相手の男性に学歴を求めると言われてきたが、、、
学歴が高ければ高いほど既婚率が高く、学歴が低いと未婚率が上昇するなんて統計から言われておりますが、
実際に女性は結婚相手の男性にどの程度の学歴を求めるものなのでしょうか?
オンラインデーティングサービスを利用する41,936名の会員を分析した最新の研究により明らかになりました。
オンラインデーティングサービスというのは、海外でいうところのTinderのようなものを指します。日本でいうところのPairsなどを指します。
簡単にいうと、彼氏彼女を見つけるためのスマートフォンのアプリですね。
女性は結婚相手の男性に対して自分と同等かそれ以上の学歴を求める
今回の調査によると女性は結婚相手・パートナーに対して、自分と同等かそれ以上の学歴レベルを求めていることが判明しました。
更には、女性は40歳くらいまでの年齢に関しては、結婚相手の選択に際して学歴を重視することが解りました。
逆に面白い結果なのですが、男性は40歳過ぎるとようやく結婚相手の女性の教育レベルを重視する傾向がでています。
とはいえ、全ての年齢グループを通じて、女性の方が男性より学歴(教育レベル)に対する関心が高いのは一貫しているようです。
女性は40歳まで男性の学歴を重視していくのですなぁ。まぁ、アメリカなども含めて、学歴と年収にはある程度の相関があるし、
遺伝子を残す上で、頭がよいというのはプラスに働くと本能が判断しているのでしょうね。
女性からしたら、自分の生む子供が優秀であり、育てることに協力をしてくれる人を探すのが古来から続く本能であるため自然ですね。
男性は40歳を過ぎると女性よりも結婚相手の選り好みをする傾向にある
この研究を主導したスティーブン ホワイト博士はこんなことも書いていました。
”われわれの研究が浮き彫りにするのは、男・女がそれぞれの将来の伴侶・結婚相手を探す時に男性と女性の間にある様々な好みの多くの類似点と多くの相違点に関するいくつかの大変興味深い発見です。
女性の方が40歳まではその好みが男性に比べてより学歴や年収など要素が特定的ですが、40歳以降は男性の方が女性より選り好みが高いという事を発見しました。”
40歳を過ぎると男性のほうが選り好みをし始める謎の現象・・・。逆にいえば女性の20代、30代の選り好みのレベルはかなり高いことが伺えます。
実は女性は20,30代を過ぎると結婚相手への理想を全体的に下げる傾向があるのかもしれませんね。これまで選り好みしていたけど、もういいやと諦めがつくようなイメージかもしれません。
ホワイト博士はこんなことも言っています。
”しかしながら我々が調べた全ての年齢グループサンプルを見ると女性は結婚相手に求める教育レベルの最低限度基準が明らかに高いのです。
数多くの文化社会の中で女性たちは教育というものを人の能力を計る物差しとして使うよう教えられてきました。
何故ならば教育というものが往々にして社会的地位と知性に関連付けられているからです。そして、社会的地位と知性は共に大いに追い求められる特質だからです。
これまでのオンラインデーティング調査では女性がその付き合い相手に求める教育レベルの選り好みが同等かより高いということが示されてきました。
しかし我々のデータは18歳から80歳までの年齢層を網羅しているのでこれらの選り好みの変化が生産年齢サイクルを通してどのように変化するかを包括的に理解できるように示すことが出来ています。”
うむ。やはり先程、学歴が結果的に年収などに紐づくので重視されやすいと言いましたが、
研究でも現在の文化から学歴が知性や社会的地位に結びつくという前提のもと、女性が学歴を重視するというのが明らかですね。
ちなみに狩猟民族くらいの時代は学歴ではなく、運動神経や筋肉が重視されてきたことでしょう。マンモス倒してきてくれる男性が、現在の資本主義における収入にあたるものですからね。
時代により求められる最低レベルの要素は変化していきそうですね。
学歴が収入に紐づくという流れも、20年後には変わっているかもしれませんね。
アメリカではすでにIT系のエンジニアの給与がかなり高くなっており、中には大学を出ていなくても稼いでいる方もいるようです。
20年後には学歴ではなく、プログラミング能力で結婚相手を判断される時代がきたりして、、、、なんて妄想も膨らみますね。
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他にもエビデンスや心理学から人生を少しずつ変えるTIPSをご紹介してますのでもしよかったらみていってください。
一つずつ人生に活かすことで、QOLが向上していきます。
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