好奇心を持とうとする人のほうが幸福度が高い?!

皆さんは好奇心があるほうですか?

子供の頃はみんな好奇心の塊でいろいろな事に挑戦などをしていましたが、
大人になるにつれて新しいものへの関心もなくなっていき、好奇心が薄れていく傾向にあります。

みなさんも子供の頃と比べれば好奇心はなくなっているのではないでしょうか?

今回はそんな好奇心が幸福度にめちゃくちゃ影響するぞ!という研究をご紹介します。

好奇心を持とうとした人の幸福度は上がる

この研究では、178人の対象者を”好奇心を伸ばそうと取り組む”グループと”何もしない”グループに分けました。

好奇心を伸ばそうと取り組むグループは、自分にとって新しい活動や関心事を試す行動をとったようです。

ほんの少し今より好奇心を持ち、感謝の心を抱き、楽観的で、熱心で、ユーモアに富むように意識したのですね。

実験の結果、好奇心に関連する属性を伸ばそうとした人々の方が生活に満足していることがわかりました。

まぁ、当たり前といえば当たり前のことなのですが笑

好奇心、感謝、楽観的、熱心、ユーモアですからね。
そりゃ満足度高くなるわいといったところです笑

特に感謝に関しては、以前も紹介しましたね。

毎日感謝するだけで、ストレスが軽減し幸福度が爆上がりする

たとえば、感謝の気持ちを高めようと、人生における大切な人に感謝した人がいたり、

今この瞬間に全注意を向けることで、今ここにあることを賞賛することを学んだ人もいました。

好奇心を伸ばそうと、新しい活動や関心事を試した人もいました。

より情熱的になろうと、スポーツ、社交イベントに参加したり、難しい仕事を追加で行ったりするなどして、新たな身体活動を生活に取り入れた人もいました。

この研究を主導したウィリボールド・ラッチ(Willibald Ruch)教授は、次のように述べています。

「好奇心を伸ばそうとした人は誰でも、幸福感が増したと報告しています。

このことは、参加者が明るく、良い気分でいられることが増えたという事実に現れました」

人生の満足度と関連が高いことを意識するとなおよし

この研究の著者はこう説明しています。

「人生の満足度と関連が高い長所(好奇心、感謝、希望、ユーモア、そして強い興味)を伸ばそうとしたグループと、

人生の満足度と関連が低い長所(美しさや美徳を賞賛する心、創造性、優しさ、好学心、物の見方)を伸ばそうとしたグループで人生の満足度がどのように異なるかを比べました。」

結果としては、どちらも幸福度は上がったものの、人生の満足度と関連が高いもの(好奇心、感謝、希望、ユーモア、そして強い興味)を伸ばした対照群のほうが幸福感が高まりまったようです。

まぁ、簡単にいうとポジティブになれってところでしょうか。。。元も子もない結論笑

今日はこのへんで!

 

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