休日にメール(LINE)チェックをするなど仕事を気にすると幸福度が下落する(家族も含め)

あなたは休日に仕事のメールチェックなどをすることはありますか?

会社の携帯に通知がきていたりすると、気になってしまいますよね。私は通知がきていると結構気になってしまいます。。。

最近だと職場でLINEなどを通じてコミュニケーションを取っていると、相手側もより気軽にLINEを送ってきますよね。

直感的に精神的な健康にはよくなさそうですが、実際には心への影響はどうなのでしょうか?

土日もメールチェックをするなど仕事をプライベートと切り離せていないと幸福度が下落する

とある最新の研究では土日にもメールチェックをするなど仕事と常に繋がっている状態である従業員は家族も含めて不安状態になり、幸福度が下がるとの結果が出ました。

ウィリアム・ベッカー博士により142組の夫婦に対してこの研究はおこなわれました。

現代の組織における”常時接続”の文化は人々の生活に対する満足感をなくしてしまうと、研究によりわかったのです。

仕事と常につながっている(常時接続である)例として、土日にメールチェックをするなどの行為が研究の中での例となっています。

電話をとるであったりはもちろん、デスクワークとして資料に目を通すなども仕事と”常時接続”しているという概念になるのですね。

つまり、土日などの休息日は仕事のことは一切やらずにしっかり休め!といったところでしょうか。身もふたもないですが・・・。

仕事と”常時接続”している文化は本人だけでなく、家族にも悪影響がある

しかもこの研究のすごいところは、休日に仕事のことが片隅にあるだけで、本人だけでなく家族にも悪影響があると言い切っているところです。

自分だけならまだしも、仕事と直接関係のない家族まで巻き込んでしまうという悲惨な状況・・・。

仮に休日に家に居たとしても働ける状態でいるように期待されるだけで、従業員と家族に大きな負担がかかるようです。

結果として、本人も家族も不安になり、幸福感が下がります。

この研究を主導したウィリアム・ベッカー(William Becker)博士は次のように述べています。

「仕事と生活のどちらをとるかは従業員にとってジレンマとなり、不安感を生じさせ仕事と生活両方を危うくします」

怖いですなー。。。自分の家族にまで影響が及ぶとなると休日に仕事のことを気にしない責任みたいなものも感じますね。

即レスポンスなんてクソ食らえ。柔軟な働き方でもなんでもない

ウィリアム・ベッカー博士は下記のように述べておりましてなるほどなぁ、と。

「…『常時接続』の組織文化による潜在的な影響は説明されていないか、利便性の向上や自主性の向上、仕事と生活の境界管理などの利益と見せかけられています。

しかし、今回の私たちの研究は別の真実を明らかにしています。

『柔軟な仕事の境界』は『境界なしの仕事』に変わり、従業員とその家族の健康と幸福感を損なうのです」

これって企業側が大義名分を振りかざして、休日にも仕事を気にさせようとする常套手段ですよね。

利便性・自主性の向上であったり、仕事とプライベートを自分で分けることができるであったり。

日本だと「できるビジネスマンは休日であっても即レスポンス!」みたいなことを上司や本などが言い始め、
仕事熱心な方々は休日であってもレスポンス早めの文化があると思われます。

ちなみに私の会社についても、休日にメールを送ったり、返信したりする人は多いですねー。

もちろん、休日にも仕事をして成果を上げたいっていう方を否定するつもりはありません。
実際に様々な成功者のエピソードなどを読むと休日にも仕事をしていたりしますからね。

ただ、ワーカホリックの理論を一般人にも押し付けるなっちゅう話ですな。

人それぞれ人生には価値観があるので、仕事が一番な人は勝手にメールの返信等をしてくれればいいだけで、
家族第一の人やプライベート第一の人にそれを強要するのは筋が違う話かと思います、

ウィリアム・ベッカー博士は次のようにも述べておりまして、

「仕事でメールができることが必要なら、正式にそう伝えるべきです」

特にアメリカなどではジョブディスクリプション(職務記述書)というあなたはどんな職務をやるかというのを詳細に書くものがありますが、
もし休日にメールの返信等をする必要があるなら明確に伝えるべきと述べております。

うん。当たり前なことなんですけど、日本であれば100%そんなことは伝えてくれないでしょうね。

スマホや携帯の電源はoffにして”休日は仕事をしない人”を確立しよう

自分が休日にメールを送る文化の会社にいる場合どうしたらいいのか?

私のおすすめは、休日は仕事をしない人というイメージを確立することです。

休日にメールが来た場合に返信しなきゃと思うかもしれませんが、
本来は休日以前にその問題を解決できていない送信者側が悪いのです。

土日休みなのであれば休日であることは自明であるにも関わらず、そんなことを考えて仕事を進められなかった相手が悪いだけなのですね。

もう、電源を切ってシカトしちゃいましょう(笑)

無理なものは無理という姿勢を貫かないと、どんどんと仕事にプライベートなどを侵食されてしまいます。

休日に対応しなければ取引先が他社に乗り換えてしまうのであれば、
そんなお客様は乗り換えてもらえばいいのです。

それ以外のお客様にしっかりと価値を感じてもらえるようなプロダクトを作ればいいだけの話なのですね。

休日は仕事をしない姿勢を貫くと、たいてい相手もそれに合わせて行動を始めてくれます(本来のあるべき姿に戻るだけですが・・・)

私の場合は休日はメールの通知をoffにして、休日に仕事を一切しないキャラなので、頼んでくる人もいません。

他人が休日に仕事をする分、平日にしっかりと集中してoutputを出せばいいのですね。イメージを作ってみるのはおすすめです。

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ABOUTこの記事をかいた人

性格/思考変革コーチ。認知行動療法、行動科学、コーチング等を専門の分野としながら、エビデンスや心理学に基づき個人の性格や思考を変えていくことのプロフェッショナルです。自身が内向的な性格なこともあり、特に内向的な性格を持つ方の変革を得意にしています。 https://dialog-coach.link/profile/