内向的な性格と社交不安障害の違いと克服するための3ステップ

恥ずかしがり屋にもレベルがある

内向的な人は今までにこんな風に誰かから言われたことがあるかもしれません。

「恥ずかしがり屋だね」

内向的な性格の人たちの大多数は恥ずかしがり屋です。とはいえ、恥ずかしがり屋の中でも、恥ずかしがり度は人によって違います。

人前で話すのが緊張してしまうけど、足が震えながらもなんとか乗り切れる恥ずかしがり屋もいれば、
人前で話す時に緊張しすぎて、声が出なくなってしまう人もいるでしょう。

一般的に上記2つの事例は”恥ずかしがり屋”に片付けられてしまいがちですが、
後者は社交不安障害と呼ばれる精神障害の一種である可能性が高いです。

一般的な内気と社交不安障害の違いは明確な身体的な症状が伴うか否か

昔から僕は内向的な性格なので、大勢の人前でプレゼンテーションをしたり、自身が喋って注目を集めたりということが苦手です。

今でも苦手なのですが、昔はとてもひどかったです。

声がどもってしまったり、足が震えてまともに説明できなかったり、そもそも発表することが嫌で休んでしまったりといったことをしていました。

発表することが嫌で責任を放棄して休むって冷静に考えたらひどい人ですよね笑
でも、それくらい人の前で発表するのが嫌だったし、当時の僕からしたらその選択は正しかったんです。

でも、足が震えてしまったり、声がどもったり出なくなってしまったりという症状は、明らかに発表という行為を阻害しすぎています。

このような状態を社交不安障害というんですね。僕も心理学をたくさん勉強してから知りました。

ただの内気ではなく、不安を過度に感じてしまう精神障害の一種なのです。ポイントは身体的に反応が出てしまったり、私生活に明らかな障害が出ていること。

逆に今は発表の場があったとしても、休みませんし、しっかりと自分の役割をこなせるようになりました。足もまだまだ震えてしまいますが、震えながらもプレゼンテーションを終えることができますし、声も時々震えるもののしっかりと出せるようになりました。

今の僕は、昔の社会不安障害から、ただの内気な状態へ改善されたのですね。

内気と社交不安障害の違いは、身体的に影響が出て生活に支障がでるか否か

社会不安障害の克服した3つの方法

僕自身が昔は社交不安障害に近しい状態から、”ただの内気”の状態まで症状を軽くした時に意識していたことを紹介します。

1.小さい目標から設定する

以前習慣化する際のテクニックでも述べましたが、自身にとってストレッチし過ぎる目標がある場合には、目標を細分化しこれでもかというくらい小さな目標から始めるのがおすすめです。

習慣化できないのは、努力が足りないのではなく習慣化の技術を知らないだけ「毎朝会社に行く前に英語を勉強することを習慣とし、TOEIC850点を目指したい」「週に3日ランニングをすることで、健康体を目指そう」「体重が○○kgに落ちるまで、間食をやめよう」みなさんは...

始動期には行動に慣れることが最も重要なので、
毎日どんなに目標を下げたとしても何らかの前進をして慣れてしまうことが重要です。

社交不安障害を改善しようとするとき、始めから”発表のときにあがらずにTEDのようにプレゼンテーションをする”のような目標に向かって努力しようとしても長続きしません。

おそらく辛すぎて努力をすぐにやめてしまうでしょう。

「朝の挨拶にて笑顔を意識してみる」というような小さな目標からコツコツやっていきましょう。

焦らず徐々に徐々に前進していけばいいのです。

2.不安から起きる思考を観察する

社交的な場であったり、発表の場で緊張してしまうとき、あなたは何を考えているかを観察したことはありますか?

幽体離脱を意識して、自分の考えていることを観察してみてください。

「うまくいかないかもしれない」
「誰かが自分のことをバカだと思うかもしれない」
「めちゃくちゃ批判されるかもしれない」

こんなことを考えているかもしれませんね。上記のような認知行動療法でいう非合理的な自動思考が、私達の不安を作り出しています。

上記のような沸き上がってくる考え方を改めて観察してみると、まったくもって非合理的な思考であるということに気づくはずです。

「うまくいかないかもしれないけれど、今考える必要はないな」というように妥当な思考に書き換えることによって、段々と自動思考を考え直す機会が増えて、最終的には緊張が和らいだりするのです。

3.意識をして経験を積む

1の小さな目標から設定するで設定した目標を、しっかりと意識して経験を積んでいきましょう。

個人的にやっていたのは、1枚のノートに毎日振り返りを実施していました。

・今日の目標はなんであったか?
・それに対して、結果はどうであったか?
・良かったところや学べたところはどこであったか?
・(何か改善できたところはなかったか?)
・明日の目標は何にするか?

このような振り返りをしてました。

“朝笑顔で挨拶してみよう”だったり、”電話口での対応で少しでも声を明るくしよう”という目標に対して振り返りを実施することで、冷静に自身の状況を理解することで自信が蓄積されていきます。

内向的な性格の人にとって、振り返りの時間というのはとても尊い時間なんですよね。

元々内省(自分の思考や行動を省みること)が得意なので、振り返りの時間を設けることで、自信がついたり成長したりといったスピードがとても速くなります。

なお改善点を探す部分をかっこにした理由は、内向的な性格の方々は僕自信も含めてマイナス思考に陥りやすい傾向にあります。

社交不安障害から適度な内向的な性格に変化させていこう

ここまで社交不安障害について述べてきました。

社交不安障害については、日常生活などにおいても身体的に影響がでてしまうので、ぜひとも軽度にしていきたいですね。

内向的な性格を根本的に0にするのではなく、身体的な影響をなくしていきながら、内向的な性格のいい部分も学んでいき社会とうまく付き合う能力を高めていってください。

何かあったら気軽に相談してくださいね。
一緒に頑張っていきましょう。

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