ソーシャルメディアを頻繁に利用する人は、通常の人に比べて2.7倍も鬱である確率が高い

ソーシャルメディアを頻繁に利用する人は、通常の人に比べて2.7倍も鬱である確率が高い

若者がソーシャルメディアを使用すればするほど、うつ病になる可能性が高いことが新たな研究でわかりました。

ソーシャルメディアサイトのチェックを頻繁におこなっている人は、2.7倍もの確率で鬱であることがわかりました。

とはいえ、ソーシャルメディアの使用自体が原因ではない可能性も十分にあります。

にわとり・卵の問題に似ていますが、彼らがソーシャルメディアを利用したからうつ病になったのか、うつ病の人たちがソーシャルメディアを使うのかは不明なんですよね。

研究を発表したLin教授は以下のように述べています。

すでに落ち込んでいる状態の人が心の空白を満たすために、
ソーシャルメディアを利用している可能性があります。

ソーシャルメディアを利用するとうつ病になる仮説

とはいえ、研究者達もソーシャルメディアと鬱病の関連性を完全に切り離したわけではなく、論文の中ではいくつかのソーシャルメディア利用が鬱病を誘発する仮説を立てています。

仮説①他人の理想化された投稿と比較して自身の現実に劣等感を感じる

これはめちゃ単純でSNSにはみんないい一面しか載せないので、そのキラキラ感と自分の乖離により落ち込んでしまうパターンですね。

一番想像できやすいですし、僕もこれが嫌で今は殆どSNSを確認しなくなりました笑

Instagramとかは特にキラキラ感が増しそうですよね。落ち込み度も激しそう。

仮説②無意味な活動に時間を投じているため、気分が落ち込んでしまう

SNSって生産性のない活動ですよね。誰かの近況をみたり、いいね!をしてみたり。

たしかに楽しくはあるものの、究極に意味のない行為であるため、そのことに気づき気分が落ち込んでしまう説。

ゲームとかに熱中して、ふと気づいたときに虚しくなる現象とでも名付けましょうか。

無意味な行為を続けることでの気分の落ち込みは十分ありえる可能性ですね。

仮説③ソーシャルメディアの使用がインターネット中毒を引き起こす

インターネット中毒を引き起こして、結果的には外に出る時間が少なくなり引きこもりがちになってしまったりして鬱病を誘発してしまうパターンですね。

たしかにインターネット中毒は怖いところ。

スマホ断ちとかもおすすめな対処法です。

仮説④ソーシャルメディア上にいることでネットいじめに巻き込まれる

これは・・・そりゃ鬱になりますわ案件ですね。

中学生などでもLINEでのいじめなどもあるようですから、特に若年層の方々には注意を向けたほうが良い気がします。

いじめられたら基本的には逃げましょう。学校なんて行かなくてもいいんです。LINEのグループに入り続ける必要なんてないんです。友達をブロックしてもいいんです。

焦らなくても大人になったら仲間ができるんで、安心してこちらからブロックしましょう。

以上がソーシャルメディアを取り巻く鬱病との関連性でした。
ソーシャルメディアとの付き合い方の授業なども今後学校などでは教育されるようになるかもしれませんね。

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