激しい運動を20分するだけで、脳の神経のための栄養素が増加する
「頭を良くしたいなら運動をしろ」なんていう理論はよく聞くようになりましたね。
最新の研究にて、高強度のエクササイズを20分実施するだけで、脳における神経栄養因子(BDNF)を増加することが発見されました。
BDNFというのは脳における栄養素みたいな成分でして、年齢とともに減少することが確認されています。
研究を主導したヘイズ教授によると、
以前から知られている有酸素運動と優れた学業成績の関係性を説明するのに役立つかもしれない
高齢者になると認知症などの記憶障害が増えているが、高強度の運動をすることによって可能性が軽減されるかもしれません
“有酸素運動をする人ほど学業成績がよい”というのは言われていましたが、
具体的に何がよいのかを説明したものはあまりありませんでした。
この研究がサポートするかもしれませんね。
運動のみ、運動+認知訓練、運動なしグループに分類
この研究では95名を対象とし、
①高強度な運動をするグループ
②高強度な運動と認知訓練をするグループ
③運動をしないグループ
に分類し6週間追跡調査をしました。
グループ①と②においては、脳の神経栄養因子の増加と脳の記憶を司るメモリ機能の向上が確認されました。
ちなみにグループ②のメモリ機能の向上が顕著だったようで、運動ももちろんのこと頭も使いましょうってことですな。
一日の中に運動と頭を使う時間を取り入れよう
やっぱり運動は欠かせないですねー。
平日は仕事をしていて頭を使っていると思うんで、
20分程度の運動を取り入れてみるのがよいかもしれません。
逆に休日は頭を使う活動も運動もおろそかにしがちなので、要注意ですね。
僕の場合は休日の午前中は心理学の研究に時間を充てているので、
ランチ後にジムなどに行って運動するのがよいのかもしれません。
研究⇒ジム⇒プライベートみたいな流れでしょうか。
さてさて。今の時刻は日曜日の12時近くです。
研究の成果を活かし、そろそろジムに行きますかね。